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プロフィール

昭和28年2月 浜松市産まれ
昭和46年3月 浜松西高校卒業
昭和50年3月 明治大学農学部卒業
昭和50年4月 八代目 春風亭小柳枝に入門、柳若(りゅうじゃく)となる
昭和52年2月 春風亭柳昇門下となる
昭和55年2月 二ツ目昇進 春風亭愛嬌(あいきょう)となる
平成02年5月 打昇進 春風亭鯉昇となる
平成17年1月 春風亭鯉昇改め「瀧川鯉昇」となる

受賞歴

昭和58年 「NHK新人落語コンクール」最優秀賞受賞
昭和58年 「国立演芸場花形若手落語会」金賞受賞
昭和60年 「第5会国立演芸場若手落語会金賞銀賞の集い」大賞受賞[味噌蔵]
昭和63年 「にっかん飛切落語会」若手落語家奨励賞受賞
平成01年 「にっかん飛切落語会」若手落語家奨励賞受賞
平成08年 「文化庁主催51回芸術祭」優秀賞受賞[二番煎じ][時そば]

弟子入りまでのエピソード

知人の紹介で8代目春風亭小柳枝に入門を願い出ようと寄席に訪れた鯉昇であったが、すでに小柳枝は高座を終え、どこかに行ってしまっていた(鯉昇曰く、小柳枝は鯉昇が来ることを知っていたはずであるが、どうやら忘れてしまっていたらしい)。楽屋で小柳枝の居場所を尋ねると、「近所の呑み屋に居るのではないか」と言われた鯉昇がその呑み屋に行ってみると、小柳枝はすでに酔っ払っており、しかも他の酔っ払いと喧嘩をしていた。鯉昇はその場を何とか収めたが、その後、なぜか小柳枝と共に呑み屋を3軒呑み歩き、小柳枝の家で一泊する。翌日の朝、鯉昇は起きてきた小柳枝に、「お前、誰だ?」と言われてしまう。そこで鯉昇は、正式に入門を願い出るが、小柳枝はこれを断る。

何度も寄席に訪ねてくる鯉昇に困り果てた小柳枝は、自分の師匠である春風亭柳橋に相談するが、「お前に弟子がとれるわけないだろう」、と怒られてしまう。そこで小柳枝は鯉昇に対し、別の師匠を紹介することにした。しかし、鯉昇はその師匠に会う直前、落語「ちりとてちん」に出てくるような腐った豆腐を食べ、3日にわたり40度の熱でうなされ、タオルのような軽いものまでも持ち上げられないほどに衰弱し、その後約2ヶ月の間、温泉で療養することになった。結局、自分の新しい師匠になるはずだった人物と会うことはなかった。

それを見かねた小柳枝は、「じゃあいいや、そのまま居ろ」との理由で鯉昇の入門を許可する。鯉昇が初めて小柳枝に入門を願い出てから約1年半後、ようやく寄席に(弟子として)出入り出来るようになった。
Wikipediaより引用